
大学ラグビーの季節が始まる!
暑かった夏も、少しずつ終わり、そして9月。
ラグビー好きにとっては、この時期になると少し空気の感じが変わってきます。
今年も、ラグビーの季節が始まります。
2026年の大学ラグビーは、9月12日に関東大学対抗戦Aグループが開幕。
翌9月13日には関東大学リーグ戦1部、そして関西大学Aリーグも開幕します。
春からチームを作り、夏の菅平で徹底的に鍛え上げてきた大学ラガーマンたち。
(この夏、編集は菅平にも行ってきました。あいにくの雨で試合は中止となりましたが、トレーニングルームでトレーニングをするラグビー部や、商品構成が独特な菅平のセブンイレブンに立ち寄ってきました)
夏までは「練習試合」だったものが、ここからは一つひとつの勝敗が順位につながる公式戦になります。
そしてその先にあるのは、冬の大学選手権。
大学日本一を目指す長い戦いが、いよいよ始まります。
王者・明治。今年も「前へ」
今季の大学ラグビーを考えるうえで、やはり最初に名前が挙がるのは明治大学でしょう。
昨季は関東大学対抗戦を制覇。
さらに2026年1月11日の全国大学選手権決勝では早稲田大学を22―10で破り、7年ぶり14度目の大学日本一に輝きました。
つまり今年の明治は、完全に「追われる側」です。
9月1日に秩父宮ラグビー場で行われた関東大学ラグビーのメディアカンファレンス。
大川虎拓郎主将が今年の明治を表す言葉として掲げたのが、
「前へ」
でした。
明治ラグビーを象徴する言葉です。
苦しいときに一歩前へ出る。
相手より前へ。
去年の自分たちより前へ。
全国王者になったからこそ、さらにその先へ進まなければならない。
今年の明治がどんな「前へ」を見せるのか。
非常に楽しみです。
でも、帝京が黙っているはずがない
個人的に今季かなり気になるのが帝京大学です。
今夏の菅平で行われた練習試合では、なんと明治を42―17で破っています。
もちろん夏の練習試合と秋の公式戦はまったく別物です。
それでも大学王者を相手にこのスコア。
帝京の仕上がりが順調であることを感じさせます。
森山飛翔主将が今年の帝京を表現した言葉は、
「積み重ね」
派手な言葉ではありません。
しかし、むしろ帝京らしい。
練習。
食事。
身体づくり。
日々の生活。
一日一日の小さな積み重ねが、最後の大きな差になる。
王座を知っている帝京だからこそ、この言葉には重みがあります。
そして開幕から面白い。
9月12日、秩父宮。
慶應義塾大学 × 帝京大学。
いきなり帝京が登場します。
早稲田は「越える」
そして忘れてはいけないのが早稲田大学。
大学選手権では2年連続準優勝。
二度続けて、あと一つ。
決勝までたどり着きながら、日本一には届きませんでした。
だから今年の早稲田には、他の大学とはまた違った悔しさがあるはずです。
清水健伸主将が掲げた言葉は、
「越える」
チームスローガンは「RISE OVER」。
準優勝の壁を越える。
昨日の自分を越える。
そして明治、帝京というライバルを越える。
大田尾竜彦監督は今年のチームを「心、躍る」と表現しています。
早稲田らしくボールを動かし、見ている側までワクワクさせるラグビーを見せてくれるのか。
早稲田の初戦は9月12日。
駒沢で日本体育大学と対戦します。
9月12日、関東大学対抗戦が始まる
2026年の関東大学対抗戦Aグループは、9月12日(土)に開幕します。
この日のカードは、
15:00 日本体育大学 × 早稲田大学
会場:駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場
15:30 明治大学 × 青山学院大学
会場:秩父宮ラグビー場
18:00 慶應義塾大学 × 帝京大学
会場:秩父宮ラグビー場
そして翌13日には北海道で、
13:00 立教大学 × 筑波大学
会場:月寒屋外競技場ラグビー場
が行われます。
いよいよ対抗戦8校が動き始めます。
特に12日の秩父宮は、明治に続いて慶應―帝京。
夕方から夜にかけて大学ラグビーを2試合続けて楽しめる一日です。
リーグ戦も翌13日に開幕
そして9月13日(日)は関東大学リーグ戦1部も開幕。
こちらも一気に4試合が行われます。
12:30 流通経済大学 × 立正大学
会場:熊谷ラグビー場
15:00 日本大学 × 東洋大学
会場:熊谷ラグビー場
15:00 専修大学 × 東海大学
会場:厚木市荻野運動公園競技場
15:00 法政大学 × 関東学院大学
会場:上柚木公園陸上競技場
個人的に面白いと思うのは、専修大学と東海大学。
昨季の入替戦を勝ち抜き1部へ昇格した専修が、いきなりリーグ戦王者の東海に挑みます。
専修・高橋尚大主将が掲げた言葉は、
「挑戦」
1部を知る選手がいない。
だからこそ怖いものもない。
昇格したチームが王者にどこまで食らいつくのか。
大学ラグビーらしい楽しみな一戦です。
そして関西も同じ9月13日に開幕!
関東だけではありません。
2026ムロオ関西大学ラグビーAリーグも、9月13日(日)に開幕します。
しかも初日は大学ラグビーの聖地の一つ、
東大阪市花園ラグビー場。
第Ⅰグラウンドと第Ⅱグラウンドを使って4試合が行われます。
花園第Ⅰグラウンド
16:00 立命館大学 × 京都産業大学
18:00 摂南大学 × 天理大学
花園第Ⅱグラウンド
16:00 関西大学 × 同志社大学
18:00 近畿大学 × 関西学院大学
いきなり京産、天理、近大、同志社など関西大学ラグビーを代表する大学が登場します。
関東大学ラグビーとは少し違う空気があるのも関西の面白いところ。
関西独特の激しいフィジカルバトル。
FW同士がぶつかる音。
そこから一気に外へボールが展開されたときのスピード。
今年の関西も楽しみです。
リーグ戦は9月13日から11月29日まで。
この約2か月半の戦いで関西の順位が決まっていきます。
夏の菅平から、秋の公式戦へ
大学ラグビーを見ていると、個人的に面白いと思うことがあります。
それは、
チームが数か月で驚くほど変わること。
春にはまだバラバラだったチームが、
夏の菅平で走り、
ぶつかり、
スクラムを組み、
泥だらけになり、
同じ釜の飯を食べる。
そして9月。
そこから公式戦を一試合、一試合戦っていく。
10月、11月になるころには、9月とはまったく違うチームになっていることがあります。
さらに冬。
冷たい空気の中、身体から白い湯気を出しながら戦う大学選手権。
あの季節へ向かって、今年も物語が始まります。
「前へ」「越える」「積み重ね」
明治は、
「前へ」
早稲田は、
「越える」
帝京は、
「積み重ね」
それぞれまったく違う言葉です。
でも、どの言葉にも共通しているのは、
去年と同じ場所にはいたくない
という思いなのかもしれません。
王者は王者のままではいられない。
敗れたチームは、その壁を越えなければならない。
昇格したチームは、上の世界に挑まなければならない。
だから大学ラグビーは面白い。
一つのボールを15人で追いかける。
ぶつかって、倒れて、それでもまた立ち上がる。
そんな季節が、今年もやってきます。
9月12日、関東大学対抗戦開幕。
9月13日、関東大学リーグ戦、関西大学Aリーグ開幕。
さあ、ラグビーシーズンの始まりです。
今年はどんな選手が出てくるのか。
どんな番狂わせが起きるのか。
そして冬、最後に笑って国立のピッチをあとにするのはどの大学なのか。
2026年の大学ラグビー。
今年も楽しみです。
※試合日程・会場は2026年9月4日現在。最新情報は各ラグビー協会公式サイトをご確認ください。
チケットラグビー
https://ticketrugby.jp/
チケットラグビー 関東大学
https://ticketrugby.jp/team/univ-kanto
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